平成26年4月3日(木)難聴児の集まりをしました。

平成26年4月3日(木)難聴児の集まりをしました。
○今回の参加者は、小学校4年生〜高校1年生までの難聴児とその保護者 計16名

参加した難聴児(中等度難聴〜重度難聴)は、全員がそれぞれ地域の難聴学級在籍の子ども達であり、 今回初めて会う子、久しぶりに会う子もおり、照れくさそうにしながらも、学校や部活の話をしたり、ゲームをして交流を深めました。
今春より、高校に進学した子ども達からは、受験の体験談なども話してもらいました。
保護者の方達の中では、学校での支援体制や高校受験対策についての情報交換、思春期の我が子と日々向き合う中で感じておられること等、話はつきませんでした。
また今回は、要約筆記※のサービスを知ってもらうということも含め、山口市の要約筆記の方を派遣して戴き、 要約筆記についての説明や、実際に会での会話をパソコンで要約筆記し、皆さんに体験してもらいました。

※要約筆記とは、発言者の話を聞き、要約して文字で表すことで、聞こえない人にその場の話の内容を伝える通訳のことです。
「通訳」というと、異言語間の通訳がすぐにイメージされますが、同一言語である日本語間であっても、 音声言語を文字言語に変換する作業により、聴覚障害者はその場のコミュニケーションが可能になります。 文字を介することで、相手と話のやり取りをすることができるのです。 音声情報を文字による情報に変えて聴覚障害者に伝達する方法が「要約筆記」であるといえます。
(社)全日本難聴者・中途失聴者団体連合会発行「要約筆記者養成テキスト〈前期〉」より
山口市 要約筆記サークル やまびこ
http://www.normanet.ne.jp/~yamabiko/